浴室タイルの種類と選び方を紹介!おしゃれなお風呂づくりのコツは?

公開日:2026/10/15
タイル

浴室のタイルは、お風呂の印象を左右するだけでなく、安全性や快適性、お手入れのしやすさにも大きく関わる重要な要素です。しかし、床用・壁用の違いや滑りにくさ、耐久性など、選ぶ際に確認すべきポイントは意外と多くあります。そこで本記事では、浴室タイルの種類ごとの選び方をわかりやすく解説します。

浴室の床タイルの選び方

浴室の床タイルはデザインだけでなく、安全性や使い心地、お手入れのしやすさまで考慮して選ぶことが大切です。

毎日裸足で使用する場所だからこそ、滑りにくさや肌ざわり、冬場の快適性などを確認することで、長く安心して使える浴室になります。

ここでは、浴室の床タイルを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。

適正表示で浴室に適したタイルか確認する

床タイルを選ぶ際は、まずメーカーが定める適正表示を確認しましょう。適正表示には「屋内床」や「屋外床」など用途が記載されており「浴室床」と表示されている製品であれば、浴室での使用を想定して作られています。

見た目が気に入ったタイルでも、浴室向けではない場合があるため、用途表示を確認して選ぶことが重要です。

滑りにくい表面加工を選ぶ

浴室は水やせっけんで床が滑りやすくなるため、防滑性は欠かせないポイントです。表面に細かな凹凸があるタイルは、水に濡れても滑りにくく、安全性を高められます。

また、防滑性能は靴を履いた状態で評価されることが多いため、裸足での歩きやすさも確認すると安心です。

より高い防滑性能を求める場合は、プールサイドや大浴場でも使用できるタイルを選択肢に加えるのもよいでしょう。

裸足でも快適な肌ざわりを確認する

浴室では素足で歩くため、肌ざわりも重要です。滑り止め加工が強すぎるタイルは、足裏に痛みを感じたり、場合によっては擦り傷の原因になったりすることがあります。

カタログだけで判断せず、サンプルを取り寄せて実際に触れたり踏んだりして、使用感を確認してから選ぶと失敗を防ぎやすくなります。

浴室の壁タイルの選び方

浴室の壁タイルは、見た目のデザインだけでなく、長く快適に使える性能も重要なポイントです。

湿気や水分の影響を受けやすい場所だからこそ、適した用途のタイルを選ぶことに加え、お手入れのしやすさや耐久性にも注目することで、美しい状態を維持しやすくなります。

ここでは、浴室の壁タイルを選ぶ際に確認したいポイントを紹介します。

適正表示を確認して用途に合ったタイルを選ぶ

壁タイルを選ぶ際は、床タイルと同様に、メーカーが表示している適正表示を確認しましょう。

「浴室壁」の表示がある製品が理想ですが、表示がない場合は「屋内壁」と記載されているタイルであれば、一般的に浴室の壁にも使用できます。

また、寒冷地では夜間の冷え込みによって水分が凍結し、タイルのひび割れや欠けを引き起こす「凍害」が発生する可能性があります。

そのため、寒冷地で使用する場合は「耐凍害」の表示がある製品を選ぶことで、劣化を抑えながら長期間きれいな状態を保ちやすくなります。

掃除しやすい素材やサイズを選ぶ

浴室の壁は、せっけんかすや水あかなどの汚れが付着しやすいため、お手入れのしやすさも重要なポイントです。

表面に釉薬を施した施釉タイルは、表面が滑らかで汚れを落としやすく、日常の掃除の負担を軽減できます。

また、抗菌性能を備えたタイルを選べば、衛生面を重視したい方にも適しています。さらに、壁タイルは目地部分に汚れやカビがたまりやすいため、目地の面積を減らせる大判サイズのタイルを選ぶのも効果的です。

加えて、防カビ性能のある目地材を組み合わせることで、目地の汚れやカビの発生を抑えやすくなり、浴室全体を清潔な状態で維持しやすくなります。

浴室のタイルを張り替える際のポイント

浴室タイルを選ぶ際は、それぞれの性能だけでなく、床と壁の色の組み合わせや浴室の構造も考慮することが大切です。統一感のあるコーディネートを意識することで、落ち着きのある空間を演出しやすくなります。

また、浴室の種類によって選べるタイルの自由度が異なるため、張り替えを検討する前に自宅の浴室がどのタイプなのかを確認しておくことも重要です。

床タイルと壁タイルは統一感のある配色を意識する

浴室をおしゃれでまとまりのある空間に仕上げるには、床タイルと壁タイルの色のバランスを意識しましょう。同じ色や同系色でまとめると統一感が生まれ、落ち着いた印象になります。

一般的には、床をやや濃い色、壁を明るい色にすると空間にメリハリがつき、広く見えやすくなります。たとえば、濃いベージュの床に淡いベージュの壁を組み合わせるなど、色の濃淡を活かしたコーディネートが人気です。

一方で、濃い色のタイルは白い水あかが目立ちやすい場合があります。見た目の好みだけでなく、掃除のしやすさや汚れの目立ちにくさも考慮して色を選ぶと、長く快適に使いやすくなります。

また、アクセントとして壁の一面だけ色や柄を変えれば、個性のある浴室空間を演出可能です。

張り替え前に浴室の種類を確認する

浴室タイルを張り替える前には、自宅の浴室がユニットバスなのか、在来浴室なのかを確認しておきましょう。

ユニットバスは浴槽や壁、天井などがセットになった規格製品で、使用できるタイルや素材はメーカーが用意するオプションの範囲に限られることが一般的です。

一方、在来浴室は住宅ごとに施工されるオーダーメイドタイプの浴室で、タイルの種類やサイズ、色、素材などを比較的自由に選べます。

そのため、デザイン性や機能性にこだわりたい場合は、在来浴室のほうが選択肢は広くなります。張り替えを検討する際は、まず浴室の種類を把握し、その条件に合ったタイル選びを進めることが大切です。

まとめ

浴室タイルは、デザイン性だけでなく、安全性や快適性、掃除のしやすさ、耐久性などを総合的に考えて選ぶことが大切です。床タイルは滑りにくさや肌ざわり、壁タイルは耐久性やメンテナンス性を重視し、用途に合った製品を選びましょう。また、床と壁の色をバランスよく組み合わせることで、統一感のあるおしゃれな浴室空間を演出できます。さらに、ユニットバスか在来浴室かによって選べるタイルが異なるため、事前に浴室の種類を確認しておくことも重要です。ポイントを押さえて選べば、毎日快適に使える理想の浴室づくりにつながるでしょう。

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